書き溜めた詩


by 小沢 聖史
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夜の防波堤

                               『夜の防波堤』

夜の防波堤でマッチを掏れば

足元に蒼白く海が浮かんで見え

自分の影を揺らしている

マッチを薄暗い海に捨て

又闇が自分を覆う

遠くで聞こえる

汽笛が虚しく心に響く

白波が防波堤に

寄せては返す音がする

この広い海なのに

先は何も見えない

必ずこの海は広いのだろう

この海の果てには

見知らぬ国があるのだろう
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by kiyosiozawa0218 | 2013-12-19 10:04